第34回 京の夏の旅
定期観光バス特別コース 問合せ先 定期観光バス予約センター TEL 075-672-2100(7:40〜20:00)
京町家に見るエコなくらし巨匠・造園家の足跡をたずねて宮廷鵜飼と夕景の嵐山
定期観光バス特別コース 京町家に見るエコなくらし

地球温暖化防止に向けた「京都議定書」の誕生や「DO YOU KYOTO?」(環境にいいことしていますか?)の合言葉で、京都は環境の分野でも世界に知られるまちになりました。しかしそんな環境にやさしい生活文化は、実は古くから脈々と根付いてきたものなのです。夏の暑さをしのぐ知恵、一枚の布を何通りにも活用する工夫、食べ物を残さず味わう「もったいない」の心・・・。今回は現代に生きる私たちの日常にも取り入れたい、古来の京都の営みに出会う特別コースをご用意しました。

期間 平成21年7月18日(土)〜9月30日(水)
下車案内箇所 無名舎 紫織庵 宮井ふろしき・袱紗ギャラリー 織成舘 泉仙 大慈院店(昼食)
※都合により変更となる場合があります。
紫織庵(しおりあん) 市指定有形文化財
大正生まれの「紫織庵」は240坪の敷地を持ち、広々とした座敷や洋間、蔵や茶室を備えた「大塀造(だいべいづくり)」の町家。和室はそれぞれ御簾障子や網代敷など先人の知恵が生きた夏のしつらえで整えられ、目にも涼しい風情が暑さを忘れさせてくれます。また家の中に家宝を飾って人々に見せる祇園祭時の習わしを再現し、座敷には貴重な屏風などを展示。京の夏の風物詩が体験できるほか、着物やじゅばんの展示もお楽しみいただけます。
無名舎(むめいしゃ) 市指定景観重要建造物
明治期に建てられ、現在も住宅として使われている「表屋造(おもてやづくり)」の町家「無名舎」。風を起こすようつくられた日なたと日陰2つの庭、天井まで吹き抜けた構造で風を通す「通り庭」、そして見るだけで涼が伝わる夏のしつらえ・・・。ここには夏を快適にする知恵が随所に息づき、今なお、それらがもたらす涼とともに暮らしが営まれています。その穏やかな涼しさを目で、肌で感じながら、京都が育んだ知恵の力をご体験ください。
宮井ふろしき・袱紗ギャラリー(みやいふろしき・ふくさぎゃらりー)
108年の歴史を持つふろしき・袱紗メーカーで、ふろしきのさまざまな包み方を体験します。古来、生活のあらゆる場面で使われてきたからこそ、改まった席にふさわしい使い方からレジ袋代わりになるバッグとしての使用法まで包み方は多彩。数々の方法を教わりながら、何でも、何度でも包めるふろしきの便利さを感じていただけます。また、今回包み方体験で使用した小ふろしきはお持ち帰りいただけます。さらに伝統的な染色法「引染め」についての展示も見学し、ふろしきの多彩な魅力に触れられます。
織成舘(おりなすかん)
染織・工芸文化の展示を行う「織成舘」では昭和初期生まれの町家を改装した本舘、閉校した小学校の廃材を使って建てられた新舘を見学します。本舘では夏のしつらえに涼やかな美しさを、新舘では学校だった頃のくぎ跡が残る柱や梁に物を大切にする心を感じるでしょう。さらに、復原の能装束、時代衣装、全国の手織物の展示をご覧いただくほか、伝統工芸士の案内で隣接する帯地メーカー「渡文(わたぶん)」の手織工場も見学できます。
(昼食)泉仙 大慈院店(いづせん だいじいんてん)
創業138年を迎えた老舗料理店「泉仙」。今回、大徳寺大慈院内の店舗でお召し上がりいただくのは精進鉄鉢(てっぱつ)料理。修行中の僧が食物を受けるために使う鉄鉢をかたどった器に、「食材はすべての部分を使いきる」との考えでつくられた精進料理が盛られています。季節の素材を楽しみつつ残さず味わえば、空になった7つの鉢が1つに重なる趣向。真摯に手づくりされた料理が「無駄なものはない」という禅の心を伝えます。
出発時刻 午前10時20分(JR京都駅烏丸口のりば) MAP
所要時間 約5時間30分
料金 大人9,000円、小児6,000円
※料金には運賃・見学、入館料・食事料・消費税を含みます。
※4名様以上でグループ割引料金(大人8,740円 小児5,900円)になります。
予約・お問合せ 京都市観光協会(9:00〜17:00) TEL:075-752-0227
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定期観光バス特別コース 巨匠・造園家の足跡をたずねて〜小川治兵衞・重森三玲・中根金作〜
寺院や名所、食事処の魅力的な庭は、京都が誇る見どころのひとつです。中でもこちらの特別コースで巡るのは、明治から昭和期までに活躍した3人の造園家が手がけた庭園。それぞれが持つ個性の違いを感じながら、その美しさを満喫していただきます。

期間 平成21年7月18日(土)〜9月30日(水)
下車案内箇所 並河靖之七宝記念館 東福寺方丈 東福寺龍吟庵 妙心寺退蔵院 白河院(昼食)
※都合により変更となる場合があります。
並河靖之七宝記念館 なみかわやすゆきしっぽうきねんかん
明治・大正期に活躍した七宝家・並河靖之の旧邸で作品を展示する記念館。木々の生き生きした雰囲気が印象的な庭は、七代目・小川治兵衞が明治27年に手がけました。琵琶湖疏水を取り入れた数々の庭を生んだ七代目ですが、こちらはその先駆けです。靖之が好きだった鯉を近くで観賞できるよう家屋の下まで広がる池や宙に浮いて見える手水鉢など、個人宅ならではの個性的な庭の趣向、また家屋内部や七宝作品もご覧ください。
東福寺方丈 とうふくじほうじょう
「東福寺」方丈の「八相の庭」は、重森三玲のデビュー作として昭和14年に完成しました。石組みで島を、砂紋で海を表した南庭、苔と敷石で市松模様がつくられた北庭。また円柱の石で北斗七星を構成し宇宙を表した東庭など、禅の庭にふさわしい意味を持つ枯山水が方丈の四方に巡らされています。「東福寺」が創建された鎌倉期の質実剛健な雰囲気の中にモダンな要素も取り入れたこの庭は、心に強い印象を残すでしょう。
東福寺龍吟庵 とうふくじりょうぎんあん
「東福寺」の第三世住持・大明(だいみん)国師の住居跡である「龍吟庵」。室町初期に建てられた方丈(国宝)を取り囲むこちらの庭も、昭和39年に重森三玲が手がけました。白砂と黒砂を使って雲を、石組みで龍を、竹垣の模様で稲妻を表現した西庭。また東庭は、狼に襲われた国師を2頭の犬が守ったという故事に基づいたもの。各シーンが目に浮かぶような表現力豊かな枯山水をご覧いただきます。
妙心寺退蔵院 みょうしんじたいぞういん
「妙心寺」の塔頭「退蔵院」でご覧いただくのは、中根金作が設計し昭和40年に完成した庭園「余香苑(よこうえん)」。陰と陽を表す2つの枯山水や池へ注ぐ3つの滝を配した回遊式庭園です。滝のせせらぎ、水琴窟、ししおどし。多彩な水音を楽しみつつ巡れば、最後に辿りつくのが庭の正面。木々の高さなどに工夫を凝らし、奥行きが出るよう配慮されたその眺めは見飽きることのない美景です。このほか寺院所蔵の国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」も鑑賞します。
※今回「瓢鮎図」は複製をご覧いただきます。

(昼食)白河院 しらかわいん
昼食をお楽しみいただく料理旅館「白河院」の庭園も、七代目・小川治兵衞が琵琶湖疏水を取り入れて大正8年に作庭したもの。日本近代建築の父と名高い武田五一が設計した数寄屋造りの建物が建ち、緑鮮やかな木々が美しいこの庭は、くつろいだ風情に満ちています。料理はハモをはじめ京の夏の食材をふんだんに取り入れた、彩り豊かな松花堂弁当をご用意。目でも舌でも楽しめる京料理の魅力をご堪能いただきます。
小川治兵衞(おがわじへえ)
江戸期から京都で造園業を営む「植治(うえじ)」。その七代目・小川治兵衞は明治から大正期を中心に活躍し、京都人にとって恵みの水であった琵琶湖疏水を取り入れた数々の庭を手がける。
重森三玲(しげもりみれい)
京都を拠点に活躍した昭和期の作庭家。芸術としての庭の創造を志し、力強い石組みとモダンな苔の地割りが特徴的ないくつもの枯山水庭園を生む。
中根金作(なかねきんさく)
京都で庭園や建築を研究。「空間に石や樹木という素材を使って、立体的に絵画を描く」との信念を持ち、国内外で300箇所以上の作庭を行った昭和期の造園家。
出発時刻 午前10時30分(JR京都駅烏丸口のりば) MAP
所要時間 約6時間
料金 大人9,000円、小児6,000円
※料金には、運賃・拝観、入館料・食事料・消費税を含みます。
※4名様以上でグループ割引料金(大人8,740円 小児5,900円)になります。:
予約・お問合せ 京都市観光協会(9:00〜17:00) TEL:075-752-0227
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定期観光バス特別コース 宮廷鵜飼と夕景の嵐山

京が誇る景勝地・嵐山で行われる鵜飼は、平安時代の貴族も堪能したという夏の風物詩です。このコースではより平安貴族の気分に浸れる「宮廷鵜飼」を特別にご用意。さらに夕暮れ時の散策や味わい豊かな京料理もお楽しみいただき、嵐山の夏の夜が満喫できます。

期間 平成21年7月1日(水)〜9月15日(火)
※8月16日は運休となります。
※増水等により宮廷鵜飼船が欠航となる場合は、運休となります。
下車案内箇所 嵐山宮廷鵜飼 法輪寺(境内からの眺望)と夕景の嵐山散策 渡月亭(夕食)
嵐山宮廷鵜飼 あらしやまきゅうていうかい
鵜を飼いならして川魚を捕る鵜飼は、古代より宮廷直属の事業として行われてきました。今回は、大堰川に鵜飼船を浮かべその風情を愛でたという平安王朝の優雅な遊びを再現。平安装束をまとった船頭が漕ぐ王朝風に装飾された「宮廷鵜飼船」から、鵜匠の巧みな手さばきやかがり火に照らされた幽玄な情景をお楽しみください。
※乗船記念品として、平安時代の箸置きを復元した「耳皿」をプレゼント
法輪寺(境内からの眺望)と夕景の嵐山散策
なだらかな山の稜線、ゆったり流れる大堰川・・・。貴族の別荘地であった平安時代から多くの人々を魅了してきた嵐山の景観を楽しみつつ、渡月橋付近を散策。また嵐山山腹に建つ古刹「法輪寺」の境内から嵯峨野一帯、京都市街の夕景もご覧いただきます。
(夕食)渡月亭 とげつてい
明治30年創業の老舗料理旅館「渡月亭」。大堰川畔でお召し上がりいただく夕食は、京の風情漂う歴史と伝統に培われた京料理です。経験を重ねた料理人が自信と真心をこめてつくる味をご堪能ください。
 


●ご注意(運休について)

増水等により宮廷鵜飼船が欠航する場合は、バスコースも運休します。
  当日嵐山が晴れていても、前日の雨の影響で川が増水している場合は運休になることがありますのでご注意ください。また、当日雨天の場合でも、増水の心配がなければ運航いたします。
  運休の場合(当日午前10時に決定)、観光協会よりご連絡を差し上げますので、予約フォームへ当日連絡のつく携帯電話番号等を必ずご記入ください。
出発時刻 7月1日〜8月31日 午後4時30分/ 9月1日〜15日 午後4時(JR京都駅烏丸口のりば)MAP
所要時間 約4時間
料金 大人9,000円  小児6,650円
※料金には、運賃・乗船料・食事料・消費税を含みます。
   (自由散策箇所を除く)

※4名様以上でグループ割引料金(大人8,800円 小児6,450円)になります。
予約・お問合せ 京都市観光協会(9:00〜17:00) TEL:075-752-0227
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