7月某日。「モダン!京の近代建築と市内一望の絶景をたずねて」のバスツアーに参加してきました!

この日は梅雨の晴れ間。気温が上がるのはつらいですが、写真はきれいに撮れるのが嬉しいです。

今回は「近代建築」「市内の眺望」をめぐるコース。

今年の「京の夏の旅」パンフレットの表紙にもなっている「京都大学 花山天文台」もコースの一つ。
いつもと少し雰囲気の異なる京都の歴史的建造物に出会えそうです!

京都タワー!青空が出てきたー!。

本日のガイドさんと運転手さん。ガイドさんの車中でのお話は、楽しみのひとつ。どんなお話が聞けるかな。
今日も1日よろしくお願いします!

目的地に向かう途中も、京都は観光名所が目白押し!車中から「お西さん」西本願寺をチラッ。

本野精吾邸。日本最初の「モダニズム建築」とも言われています。

「モダニズム建築」って何?

モダニズム建築とは、機能性、合理性を追求した建築で、国籍を選ばない建築物。

「洋館」のイメージを持っていたのですが、装飾物を排除した、コンクリート打ちっぱなしのシンプルな建物なのです。

本野氏の建築物のひとつ。「京都市考古資料館」を道中の車中からチラリ。

立命館大学衣笠校舎近くでバスを降り、学生さんたちの行き交う細い道をすすみます。

立命館大学東門のすぐ近く。この角を曲がれば緑に囲まれたモダンな建物が!

ワンフロア、低い天井。動線の無駄をなくすという、機能性の追求なのです。

ガイドさんによる説明。訪問場所で説明が聞けるのも、定期観光バスの魅力です。

「モダニズム」建築とは?本野精吾氏ってどんな方?などなど、話を聞いた後で見学なので、ポイントが分かって楽しいです。

1階をワンフロアにするのも、動線の無駄を無くすため。また、天井が少し低いのも、2階に上がる際の動線が少しでも短くなるように。
ここの1階はキッチン、トイレ、お風呂、玄関以外はワンフロア。大正時代には、とても珍しい建物だったのかもしれませんね。

ワンフロアの一階。今はパーティーや絵画展など、公共スペースとして利用されています。

階段には明かり取りの天窓。これ電気じゃないんですか?ってくらい明るいです。これも合理性の追求ですね。

ほら、足元もこんなに明るいのです。

家具も作っていた本野氏。だからかな、ドアノブがこんなに可愛らしい!楕円形の他、円形などあります。探してみてね。

2階の様子。シンプルな部屋だからこそ、庭の木々は絵のように見えますね。雰囲気があります。

表札も必見!良く見ると格子模様になっていて、かなり可愛いのです。 大正時代に建てられていたことに驚かされます。

「近代建築の父」設計の建物で、「名造園家」のお庭を眺めながらいただく、京料理の昼食。岡崎の「白河院」さんへ。

平安神宮や京都市動物園のすぐ近く。
建物は「近代建築の父」武田五一の設計で、庭は名造園家・植治こと七代目小川治兵衛作庭です。

ロビーからの庭。一枚の絵画を観ているようですね。

今回の食事会場は、1階の広間。(日によって異なります。)

豪華絢爛。下村忠兵衛作の襖絵に囲まれての昼食。

こんなお庭をながめながらの食事はかなり贅沢ですね。

夏の京料理!緑の湯葉豆腐とりんごのゼリーが涼しさを演出!

ボリューム満点の夏の京料理。
湯葉を添えた茄子の煮浸しは冷たくて、夏にぴったり!

緑の楓麩が涼しげな湯葉豆腐も、目から涼しくさせてくれます。

別料金にはなりますが、飲み物も注文いただけます。ビールもいいですが辛口冷酒もオススメです。

(メニューは変更になる場合がございます。)

緑の楓麩が添えられた湯葉豆腐。普通のお豆腐より濃厚です。

湯葉を添えた煮浸しは、京都ならではです。味がしゅんでて美味しいです。冷酒に合います!

口取は盛りだくさん!今回はゼリーがあるので、笹の麩饅頭をどのタイミングで食べるか迷うところです。

デザートのりんごのゼリー。濃厚な味わいで大満足!見た目もひんやりしてて嬉しいですね。

食事の後は時間までお庭散策で。池ではザッバーン!と大きな鯉がお出迎えしてくれます。

庭から見るとこんな感じ。新緑がまぶしい!

ロビーで京野菜が売られてました。バスの車内は涼しいですし、お土産に買うのもよさそうです。

高台寺の駐車場でバスを降り、大雲院祇園閣へ!

バスを降りて、移動します。自分のバスの色など覚えておきましょうね!

左に「湖月茶屋」。あとで「お茶」しに伺いますね~

この風情ある坂を下りたら右へ。すると、前方に「祇園閣」が見えてきます!

大雲院 祇園閣。京都東山を360度楽しむことができるスポットです!

涼しい風に出会えるかも!八坂の塔、平安神宮の鳥居、京都タワー、東山。風と景色を堪能できます。

建築家・伊藤忠太の設計による鉄筋コンクリート三階建て。階段で閣上まで上がると、東山や京都市内が360度ぐるっと一望できます!

天候にもよりますが、閣上では良い風が吹いていて、この暑さを吹き飛ばしてくれそうです。私実は、閣上は2回目なのですが、前回も今回もいい風が吹いていました。地上では吹いていないのにね。多分、まあまあの確立で「いい風」に出逢える?!

京都では違和感ないですが、ちょっと不思議な建物。京都の「夏の風物詩」に似てますよね。

大雲院は、織田信長・信忠父子の菩提を弔うために創設された寺院。大倉財閥創始者の大倉喜八郎の別邸の一部であった祇園閣は大倉氏が祇園祭の山鉾を年中見たいという思いで、山鉾を真似て建てられたといわれています。

京都の町では全く違和感ないですが、確かに鉾がある特徴的な建物ですよね。

3階まで上がるのは、勾配も急だしちょっとしんどい。でも、この壁画を見てたら上がれちゃいます!

エキゾチックな壁画が並びます。

閣上の絶景もいいのですが、この壁画をゆっくり見るのも楽しみのひとつ。サラっと見て終わりはちょっともったいないですね。

閣上最上階の天井。色、装飾などなど、異国情緒あふれてます。

鬼のランプ。こうもりみたいで可愛いんですが、鬼なんですね~。伊藤忠太ならではのデザインです。

最上段の階段はちょっと急斜です。手すりを持って降りましょう!

入り口付近にミストが!すごく涼しい!暑さがかなり和らぎます。

大雲院本堂で、ガイドさんによる説明。話を聞いてから見学なので、ポイントがわかって楽しいです。

大雲院墓地には「石川五右衛門の墓」もあります。

こちらは「織田信長・信忠父子の供養塔」

ねねの道の側から見た祇園閣。よく見ると、やっぱり不思議な建物。

バスに戻る前に。。。茶店「湖月茶屋」で一服!!

暑い暑い京都の夏!喫茶メニューで暑さを和らげましょう!

あらかじめ車内でガイドさんより渡してもらった喫茶引換券で、「ひやしあめ」「グリーンティー」「ソフトクリーム」の中から1点いただくことができます。

大雲院からバスまで(湖月茶屋)は各自で戻ります。来た道ですので、迷わないでくださいね。

帰りはねねの道の白壁を右手に眺めながら進みます。

高台寺の入り口で左折します。階段です。

木漏れ日あふれる階段を上がれば、高台寺到着です!

チケットと引き換えて、いただきましょう!

車内でもらった「喫茶引換券」

湖月茶屋さん。レトロで「夏」っぽくていいですね~

「9月までの限定メニュー」。限定の文字にテンションが上がります。

湖月茶屋さんのお向かいには、高台寺の売店が。なでると恋愛が成就するとか。

Point

せっかくなので、「ひやしあめ」はいかがでしょう!

ひやしあめって何?
関西地域で昔から飲まれている夏の飲み物です。
生姜が効いていて、でも水あめやハチミツで甘い、そんな飲み物。
飲んだ瞬間、生姜の辛さと甘さが混同する不思議な味ですが、 暑さに疲れた身体に染み渡ります。
暑い暑い京都。少し歩いた後だからこそ、是非「ひやしあめ」を試してみてください。

とはいえ、おそらく好みが分かれる味でもあります。 生姜の味や、甘さがきついのが苦手であれば、グリーンティーやソフトクリームも選べるので、お好きな味で一服してくださいね。

夏の旅パンフレットの表紙!京都大学 花山天文台

「近代建築」がテーマの今回のバスコース。ちょっと異色の「天文台」の見学です。


京都大学 花山天文台は、「東山ドライブウェイ」内にあります。
京都では「東山ドライブウェイ」といえば夜景を観に「将軍塚」へ向かう道のこと。
その近くにこんな施設があったんですね。

「天文台」が京都市にあるの?!

昭和の初め、こちらに建てられた当時は、ここ山科周辺は何もない真っ暗な場所だったようです。しかし、今や京都の人口も増え夜も明るいエリアになってしまったのですね。

バスを降りて、少し歩きます。標高が高いせいもありますが、路面が土なので、ちょっと涼しいです。

おお、結構高いところに上がってきてます。

「本館受付」の看板。あと少しで、天文台本館に到着です。

100年近く前からアマチュア天文学の聖地!必見!直径9メートルのドームの展望台。

国内3番目、口径45cmの屈折望遠鏡。

追尾についた錘(おもり)で望遠鏡を正確に動かします。通常は電力モータが多いようで、このタイプはとても珍しいようです。

この望遠鏡は、今は現役を引退。時々イベントで使用されるのみ。
今は年に1回の一般公開のほか、天体観望会などが実施されているそうです。

ガイドさんのお話。皆さんの首の角度から、望遠鏡の大きさが良く分かりますね。

天文台本館内は、昔の学校の雰囲気です。

天文台上では外に出られます。涼しい風が気持ちいい!山科を一望です。

屋根が手動で動く歴史館。正確な時刻を計る「子午機」などが展示されています。

手前が歴史館。奥に見えるのが天文台本館
このアングルがオススメらしいです!、もうちょっと後ろからだったな。。。

手前の歴史館。花山天文台の歴史を展示しているのですが、実はかなり珍しいものが現存しているんです。 これは必見!

正確な時刻を計測するための観測機。子午機。現存しているものは、かなり貴重!

天井のガラスの隙間が。なんと手動で屋根を動かします。 基準となる星の位置で時間が計れるのだそうです。

その時刻を刻む精密時計

隣は太陽を計測する機器。

屋根の縁にレール?なんと、計測用に屋根ごと横にずらせるのです。

昭和の名曲「酒と泪と男と女」のジャケットはこの場所で撮影。

「この部分が、右に移動します。」

Point

このプランは、歩きやすい靴がオススメ!

観光はたくさん歩くもの。歩きやすい靴を履かれて参加される方が多いとは思いますが、今回のプランは、舗装されていない山道も少し歩いて移動します。

地面がデコボコしてる箇所も多いので、底がフラットな歩きやすい靴がオススメです。

どこかレトロで懐かしい近代建築。今回の旅はこれで終了です!

昭和以前の建築物だったりするのに、子供時代の洋館や学校がイメージ。

モダニズム建築は、私が子供時代に見た洋館のイメージ。天文台は、小中学校の理科室のイメージ。

その頃でもそんなに古くない建物だったのに、これが昭和の初めに建っていたかと思うと、当時はどんなに斬新だったんだろう~。そんなことを思う今回のコースでした。

今日も一日ありがとうございました!

ガイドさんから冷えたおしぼりのプレゼント。バスの中は快適だけど、外はやはり暑い!汗ふき用に使わせていただきました!

今回は上腕に貼りました!日よけや冷房対策にカーディガンをはおったらみえなくなった。。。次回から気をつけます。

京都ゴビゲーター後記
モダニズム建築とは、合理的で機能的な建築物。
モダニズム建築=洋館、のイメージがあったのですが、全く違うんだと、勉強になった一日でした。最近流行の無駄を排除した「シンプルライフ」に共通する感じかな。

ちょっと高いところから、気持ちよい風にも出会える今回のコース。皆さんも是非参加してみてくださいね~
さあ、次はどれに行こう♪
注:今回は特別に許可を得て、各公開箇所の写真撮影をさせていただきました。
公開箇所の場所によっては撮影不可のところもありますのでご注意ください。
また、見学の順番が異なる場合がありますので、ご了承ください。

京の夏の旅 定期観光バス特別コース
『モダン!京の近代建築と市内一望の絶景をたずねて(L)』に戻る