春の京都禅寺一斉拝観

平成28年春、臨済義玄禅師1150年・白隠慧鶴禅師250年遠諱を記念して京都国立博物館で開催される特別展「禅 - 心をかたちに-」(平成28年4月12日~5月22日)の展観期間にあわせて、「春の京都禅寺一斉拝観」事業を実施いたします。京都市内を中心に、本山をはじめとした臨済宗黄檗宗寺院で通常非公開の寺院や寺宝の特別公開、坐禅会や写経体験・法話など、特別な催しを一斉に開催。また通常公開寺院においても、期間中スタンプラリー定期観光バス「龍めぐり」コースなどを実施予定です。

京都市観光協会実施 特別公開(9ヶ所)
『平成28年 臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱記念 春の京都禅寺一斉拝観』
 京都市観光協会では、下記の9ヶ所の特別公開を実施します。

◆大徳寺 法堂・唐門 ◆大徳寺 玉林院 ◆相国寺 法堂・方丈 ◆真如寺 ◆妙心寺 三門 ◆龍安寺 蔵六庵と「龍頭龍尾図」 ◆建仁寺 開山堂 ◆東福寺 法堂・禅堂 ◆東福寺 退耕庵
※その他 拝観寺院一覧
期間
※大徳寺 法堂・唐門:4/12(火)~28(木)と、5/11(水)~22(日)の公開。
※大徳寺 玉林院:4/16(土)・28(木)、5/7(土)・10(火)・16(月)は拝観休止
※龍安寺 蔵六庵と「龍頭龍尾図」:4/20(水)~30(土)の公開。
※東福寺 法堂・禅堂:4/29(金祝)~5/22(日)の公開。但し5/9(月)~22(日)は12:00~の公開。
※東福寺 退耕庵:4/12(火)~18(月)の公開。
※真如寺:5/15(日)は特別拝観は休止。「半僧坊大権現」の御開帳・庭園公開が行われます。
そのほか法要や悪天候等、都合により拝観できない日や時間帯が生じる場合があります。
公開時間
※龍安寺 蔵六庵と「龍頭龍尾図」: 9:00~16:00(受付終了)
料金
※龍安寺 蔵六庵と「龍頭龍尾図」: 大人(中学生以上)300円/小学生150円(団体割引なし)。但し別途通常拝観料 大人(高校生以上)500円/小中学生300円(団体割引なし)が必要。
お問い合わせ

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大徳寺 法堂・唐門(だいとくじ はっとう からもん) 北区紫野大徳寺町

~洛北の禅刹 「雲龍図」と国宝唐門~

ガイドによるご案内付き
スタンプラリー対象箇所

松並木の美しい広大な寺域に22の塔頭寺院をもつ臨済宗大徳寺派大本山。正和4年(1315)に大燈国師(宗峰妙超)が開いた庵が始まりで、応仁の乱後は一休禅師によって復興され、戦国武将や千利休はじめ多くの茶人が参禅した。特別公開の法堂(重文)は、寛永13年(1636)に再建されたもので、内部の天井画は江戸初期を代表する絵師・狩野探幽が35歳の時に手がけた迫力ある「雲龍図」である。また唐門(国宝)は、獅子や孔雀、滝に鯉などの豪華な彫刻が施され見飽きないことから「日暮門」と呼ばれ、豊臣秀吉の聚楽第の遺構と伝えられる。今回は間近でその見事な彫刻をご覧いただく。

※4/12(火)~28(木)と、5/11(水)~22(日)の公開

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大徳寺 玉林院 (だいとくじ ぎょくりんいん) 北区紫野大徳寺町

~片桐且元・山中鹿之助ゆかりの寺 狩野派の水墨画~

ガイドによるご案内付き
スタンプラリー対象箇所

慶長8年(1603)創建の大徳寺の塔頭寺院で、「賤ヶ岳(しずがたけ)の七本槍」の一人・片桐且元や、豪商・鴻池了瑛(こうのいけりょうえい)らの尽力で再興された。客殿(重文)内部には、狩野探幽筆の障壁画「山水図」や狩野永真(安信)筆「竹林七賢・四愛図」をはじめとする狩野派一門の水墨画が残されているが、今回はこれまで公開される機会の少なかった「衣鉢(えはつ)の間」「西衣鉢の間」の狩野洞雲(益信)筆「琴棋図(きんきず)」「書画図」も拝観できる。客殿裏には、竹林を背にして、鴻池家の祖にあたる武将・山中鹿之助(やまなかしかのすけ)の位牌を祀る南明庵(重文)が建つ(南明庵・茶室は内部非公開)。

※4/16(土)・28(木)、5/7(土)・10(火)・16(月)は拝観休止

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相国寺 法堂・方丈 (しょうこくじ はっとう ほうじょう) 上京区相国寺門前町

~「鳴き龍」で知られる 日本最古の法堂~

ガイドによるご案内付き
スタンプラリー対象箇所

12の山内塔頭寺院のほか、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、真如寺をその山外塔頭にもつ臨済宗相国寺派大本山。足利三代将軍義満が、夢窓疎石を勧請開山として創建し、壮麗な伽藍を誇る名刹である。特別公開の法堂(重文)は、慶長10年(1605)に豊臣秀頼が再建した現存する日本最古の法堂建築。狩野光信筆の天井画「蟠龍図(ばんりゅうず)」は、堂内で手を打つ反響音が龍の鳴き声のように聞こえ、通称「鳴き龍」として知られる。江戸後期建立の方丈には、原在中筆の襖絵「中国普陀落山図」や「琴棋書画図」などが残り、白砂の平庭と深山幽谷を表した枯山水庭園の対照的な庭園美も楽しめる。

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真如寺 (しんにょじ) 北区等持院北町61

~十刹の一つに数えられた相国寺の山外塔頭~

ガイドによるご案内付き
スタンプラリー対象箇所

鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)とともに相国寺の山外塔頭の一つで、暦応5年(1342)に創建され、室町時代「京都十刹」の一つに数えられた由緒ある禅寺。法堂(仏殿)「大雄殿」は中二階風の須弥壇があり、寛文2年(1662)御水尾上皇により仙洞御所から寄進された宝冠釈迦如来像を安置している。その奥に続く開山塔に勧請開山・仏光国師(無学祖元の像、また夢窓疎石像、無外如大尼像や大檀那であった高師直の位牌などが祀られている。高貴な客人を迎えた「上段の間」がある客殿には、江戸後期の原在中筆の襖絵「西湖図」「四季花卉図」「松に猿猴図」が残っている。

※5/15(日)は特別拝観は休止。「半僧坊大権現」の御開帳・庭園公開が行われます。

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妙心寺 三門 (みょうしんじ さんもん) 右京区花園妙心寺町

~京都最大の禅刹 楼上の極彩色の空間~

ガイドによるご案内付き
スタンプラリー対象箇所

臨済宗妙心寺派大本山で、46の塔頭寺院をもつ京都最大の禅寺。建武4年(1337)花園法皇が離宮を禅寺に改め、無相大師(関山慧玄)を開山に迎えたのが始まりである。約10万坪の境内に、勅使門、三門、仏殿、法堂、大方丈、大庫裏などが南北一直線に建ち並ぶ典型的な禅宗伽藍のなかでも、今回特別公開される三門(重文)は、唯一鮮やかな朱塗りの建物。七堂伽藍を一望する楼上には、観音菩薩像や十六羅漢像が安置されており、天井には天女や飛龍、楽器などが色鮮やかに描かれ、柱や梁、組物一面の絢爛たる彩色が美しい。

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龍安寺 蔵六庵と「龍頭龍尾図」 (りょうあんじ ぞうろくあん と りゅうとうりゅうびず) 右京区龍安寺御陵下町13

~「石庭」で名高い龍安寺の茶室と龍の図~

ガイドによるご案内付き
スタンプラリー対象箇所

世界文化遺産・龍安寺は、白砂に大小15個の石を配した石庭「虎の子渡しの庭」(特別名勝・史跡)で世界的に有名な寺院。特別公開の茶室「蔵六庵」は、中板に炉が切られた四畳の茶席で、露地には「吾唯足知(われただたるをしる)」の禅の格言を謎解きに図案化した、水戸光圀寄進の「知足のつくばい」が据えられていることで知られている。あわせて公開される、江戸時代の狩野洞雲(益信)筆の水墨画「龍頭龍尾図」は、江戸中期の火災で焼失した方丈の襖絵「雲龍図」の一部だったもので、暗夜の火中で手探りで襖絵数面を持ち出したところ、偶然にも頭と尾の揃った龍の絵であったため大切に伝えられてきたという。

※4/20(水)~30(土)の公開。

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建仁寺 開山堂 (けんにんじ かいさんどう) 東山区大和大路四条下ル小松町

~京都最古の禅寺 栄西禅師を祀る霊域~

ガイドによるご案内付き
スタンプラリー対象箇所

建仁2年(1202)、鎌倉幕府二代将軍・源頼家を開基として創建された京都最古の禅宗寺院で、室町時代には京都五山の第三位に列せられた。現在も、勅使門、三門、法堂、方丈が一直線に並ぶ伽藍と14の塔頭寺院をもつ大寺院である。特別公開の開山堂は、開山・栄西禅師の廟所(墓所)で、坐棺を埋葬した石壇が築かれ、禅師の木像と源頼家像を安置する。客殿には、加藤文麗筆の水墨画「龍虎図」、原在中筆「松鶴波図」「白梅群禽図」など江戸時代の障壁画が残り、庭園には栄西禅師お手植えと伝わる菩提樹が茂っている。

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東福寺 法堂・禅堂 (とうふくじ はっとう ぜんどう) 東山区本町15丁目

~堂本印象の「蒼龍図」とわが国最古最大の禅堂~

ガイドによるご案内付き
スタンプラリー対象箇所

紅葉の名所として名高い臨済宗東福寺派大本山。鎌倉時代、摂政・関白であった九條道家が造営した。「伽藍面」と称されたかつての威容を偲ばせる中世の貴重な禅宗建築が今も随所に残されている。特別公開の法堂(仏殿)は昭和9年の再建で、昭和期の木造建築としては最大級の建物である。本尊・釈迦三尊像は、東福寺とともに「京都五山」の一つに数えられた万寿寺から移されたもので鎌倉時代の作。法堂内部には、京都画壇の巨匠・堂本印象がわずか17日間で描いたという天井画「蒼龍図」が残されている。あわせて公開される禅堂(重文)は、南北朝時代の建築で「選仏場」「僧堂」とも呼び、参禅の場としては現存する最古にして最大の建物である。

※4/29(金祝)~5/22(日)の公開。但し5/9(月)~22(日)は12:00~の公開。

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東福寺 退耕庵 (とうふくじ たいこうあん) 東山区本町15丁目

~絶世の佳人 小野小町ゆかりの寺~

ガイドによるご案内付き
スタンプラリー対象箇所

「小野小町の寺」として知られ、また幕末には長州藩の本陣ともなった東福寺の塔頭寺院。禅僧であり大名でもあった安国寺恵瓊(あんこくじえけい)が慶長年間に再建した客殿には、関ヶ原の戦いを前に、西軍の石田三成らと恵瓊が謀議を行ったと伝わる四畳半の茶室「作夢軒」がある。用心のための忍び天井や護衛の武士が控えたとされる「伏侍(ふせざむらい)の間」を備えている。一面の杉苔に樹齢約300年の霧島つつじが植えられた室町時代作庭の枯山水庭園「真隠庭(しんにんてい)」と、池泉観賞式庭園もみどころ。小野小町との縁も深く「小町百才の像」や玉章(たまずさ)地蔵尊が安置されている。

※4/12(火)~18(月)の公開。

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 この度の熊本地震災害により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 被災者救援活動を支援するため、特別公開箇所の受付にて、募金箱を設置しております。
 皆さまのご協力をよろしくお願いします。

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