1月某日。空気は冷たいですが、快晴です!

寒い京都の冬も、バスの中は暖かい!寒さ知らずでスタートです!

今回は、「京の冬の旅」定期観光バス特別コース【全箇所「京の冬の旅」初公開を巡る!京の建築・名宝めぐり】コース。なんと52回目にして初公開の箇所ばかり!リピーターの方も楽しめるコースです。

本日のガイドさんと運転手さん。今日の乗車バスは、白地に赤の線の京阪バス!乗り降りするバスの外観は要チェック!

本日のガイドさん。今回のコース箇所の説明をわかりやすく話してくれます。まずは車中で下準備!今日一日、よろしくお願いします!

今回の「京の冬の旅」パンフレット。このコースは、表紙の襖絵(相国寺 林光院)が見られます!楽しみ~。

狩野元信筆と伝わる「大涅槃図」は必見!!妙覺寺。

右のガイドさんと比べてください!幅4.6m、縦5.9m「大涅槃図」!

「大涅槃図」は、妙覺寺の荘厳な「祖師堂」に展示されており、その大きさと、絵の迫力に圧倒されます。
下側が床についているのは、地獄を表現しているので、これが本来の涅槃図の姿だそうです。

妙覺寺は日蓮宗の寺院。前方に見えるのが「祖師堂」です。

妙覺寺では学生ガイドさんが案内してくれます!

学生ガイドさんは、この腕章が目印!

玄関は台所の近く。台所の「暖」を取り入れて、来訪者が寒くない工夫だったとか。

もしかしたら「本能寺の変」ではなく、「妙覺寺の変」だったかも!

妙覺寺は、十九世日饒(にちじょう)上人が美濃領主の斎藤道三の息子であったことから、織田信長の京都の定宿だったとか。信長は、20数回京都に来ているうちの18回がこの妙覺寺に泊まり、本能寺には3回しか泊まってなかったそうです。
斎藤道三の遺書も展示されています。

こちらも必見!塩澤文男氏によるお釈迦様と四天王の巨大仏画の公開制作中!!

広い本堂にズドーンと描かれています。運がよければ、制作中に遭遇できる?!

この絵のタイトル「真祈」。

本堂から見える庭園「法姿園」。日蓮宗の庭園は四季折々の姿を楽しむことができる自然庭園。夏は新緑、秋は紅葉など、四季ごとに楽しめるそうです。

祖師堂では、塩澤氏の絵も展示中。荘厳な雰囲気にとってもマッチしてます!

祖師堂中央を囲むように、十二支の絵が展示中。
どの絵もとっても色鮮やか!

祖師堂中央は、日蓮宗の開祖、日蓮聖人の御尊像。

豪華な金色が多くて、祖師堂内が明るい!

見上げてみるのも、また楽しい!細工がキレイです。

虎の絵。なんか愛嬌があります。

戌の絵。今年の干支なので、ご利益ありそう。

展示中の絵の「絵葉書」が、1枚 100円で販売中!今年の干支を買うか、自分の干支を買うか、それとも全部買うか、悩みます。。。

「大涅槃図」のクリアファイルも販売中1枚500円!涅槃図の細かな箇所もじっくり楽しめそうです。

Point

恒例ですが、冬の京都観光は、足元を暖かく!。

底冷えする京都で寺社をめぐる京の冬の旅。

「靴下を2枚履いて、足元を暖かく」冬の京都観光のお約束ですね。
靴を脱いだら、厚手の靴下を履くという方も多いようです。ちなみに、レッグウォーマーもオススメ!!

「高澤」さんの京料理を東福寺栗棘菴(りっきょくあん)でいただきます!

栗棘菴は東福寺の塔頭。食事と拝観が出来ちゃいます。

東福寺の駐車場でバスを降り、栗棘菴はすぐ近くです。

栗の棘(とげ)と書きます。栗棘菴は通常非公開です。

入り口のお庭もいい雰囲気!

京料理らしい、京料理!丁寧な美味しさです!

ちょっとパンチの効いた、人気の粟麩の田楽。

ひとつひとつどれも丁寧に作られていて、美味しい!
京都らしい上品なお味ですが、ところどころに、ちょっとパンチの効いた品があって絶妙のバランスです。

別料金にはなりますが、ビールやウーロン茶の注文もOK!

美味しいお料理には、ちょっとお酒が飲みたくなりますよね~
運転の心配のないバスの旅ですし、お昼から軽く一杯いかがでしょうか。

巻き簾を開ける、というのがなんかワクワクします!

きれいな色の器に負けない、色とりどりの京料理。まずは目からも楽しめます。

お吸物。柚子真丈がぷりっぷりで美味しい!

人気の「出し巻玉子」。五色が可愛い「蓮根五色揚」が、私のお気に入り。

「笹麩」はこしあんではなく柚子あん!珍しい!さっぱりして美味しいです。

「鯛道明寺」は桜餅な雰囲気で仕上げてあって、周りにお出汁がしみて美味しいのです

デザートは「わらびもち」。透明なわらびもち、珍しい!甘さも控えめなので、食事の最後にぴったりです。

せっかくなので、お庭も拝観しましょう!

栗棘菴は、東福寺の塔頭の一つ。お寺なので、ご本尊もおられます。 お庭もきれいなので、是非見てくださいね~

欄間が素敵!欄間チェックも寺院拝観の楽しみです。

ご本尊はこちら。

玄関では、こんな可愛いお坊さんがお見送りしてくれます。

「東福寺の伽藍面(がらんづら)」!と言われるだけあります、広い!東福寺。

「東福寺の伽藍面」とは、創設当初、京都でも最大規模の伽藍だったことからついた呼び名です。

同じ東福寺の敷地内のはずですが、軽いウォーキング気分です。食後の運動も兼ねて、ちょっと歩きます。

食事の後は、東福寺禅堂・経蔵へ向かいます。

臥雲橋。東福寺に来た!って感じがしますね。思わず足取りがゆっくりになっちゃいます。

臥雲橋から見える通天橋。秋は紅葉が素晴らしいです!

橋を堪能したら、いよいよ到着です。

現在も使用されています。東福寺 禅堂。

「起きて半畳寝て一畳」。多い時には400人が修行していたようです!

「寝る時は一畳、起きてる時は半畳あれば事足りる」という意味。
周りを見ると、一畳に2枚の座布団の箇所と、1枚の箇所が。今は250名程度、修行の方がいらっしゃるようです。

天井に穴のある禅堂は、ここだけ!

明治に東福寺の本堂が火災で消失してした時期に、この禅堂が仮の本堂となっていたようです。この天井の穴は、当時本尊が大きすぎたため、天井の一部をくり抜いたとか!

ここでは今でも日曜日の早朝に坐禅会が行われており、一般の方も参加できます。

厳かな雰囲気の禅堂で、ガイドさんのお話。寒い中、ありがとうございます!

これが天井の穴!ご本尊の頭がここに入っていたとは、ちょっとコミカルか感じがします。

ここは一人用。

こちらは二人用。

なんと、京の冬の旅初公開のみならず、初の一般公開!東福寺 経蔵

1000以上の経典を納めている回転式輪蔵は、今も現役で使用中です!

八角形の回転式輪蔵は、1回廻すと中のお経を全部読んだと同じ功徳がある、といわれていたようです。
でも現在は、老朽化により回転は不可とのことです。

経蔵の外観。丸窓が可愛らしいです。

経蔵の中心に、回転式輪蔵が大木のようにそびえています。

中はこんな感じ!はしごを使って、中の経典を出し入れしているようです。

禅堂側から見た、経蔵です。

経蔵の鬼瓦。火災除け?「龍」がいます。

経蔵の向かい。本堂。

禅堂、経蔵は入り口付近にありますが、広大な境内には25もの塔頭があります。

今回の「京の冬の旅」パンフレット表紙を飾る「虎図」!相国寺 林光院。

大きな「猫」ではありません。可愛らしいですが「虎」なんです!

両目を閉じて眠っているかと思いきや、左目には目玉が!
なんと、ちらりと左を睨んでいるようです。

片目を開いてることに気が付いたら、意外に鋭い印象に変わるから不思議です。

相国寺のバス駐車場でバスを降り、相国寺境内へ。ここも東福寺に匹敵する広さです。

池があったり、移動しながらキョロキョロしてしまいます。

相国寺のお隣りは同志社大学の敷地。若者の多いエリアですが、境内は静かでのんびりしています。

豪快な松の木を眺めながら歩くと「林光院」に到着です。

昨年完成の現代の襖絵は、可愛らしくて見応え十分です!

林光院は、島津家ゆかりのお寺。境外墓地には薩摩藩士が祀られています。

ここでは、相国寺の話、林光院の話を、ガイドさんがわかりやすく説明してくださいます。

林光院本堂、書院は、滋賀県の仁正寺藩の藩邸を移築した建物。いわゆる武家屋敷です。 そのせいか、時代劇に出てきそうな雰囲気のある建物です。

昨年完成した、画家藤井湧泉(ゆうせん)さんによる襖絵は、全部見応えあり!お見逃しなく!

こんな風に、目で見ながら説明を聞くと、わかりやすいですね。

「虎図」の向かいには「龍図」。虎がにらんでいるのは、龍だったんですね。

「松図」なんとなく、松にも愛嬌を感じます。

「葡萄の木」。

そして「葡萄」を狙う、リスたち。可愛い!!

「鶯宿梅」。ピンクと白の梅が咲き誇っています。

時間があれば「薩摩藩士の墓地」も見てみよう。歩いてすぐです。

平安時代の「大鏡」にも登場する「鶯宿梅(おうしゅくばい)」は必見!

3月には「鶯宿梅」が咲くのが見られます!

紀貫之の娘の逸話がある「鶯宿梅(おうしゅくばい)」。逸話は是非現地で聞いてくださいね。

この「鶯宿梅」は「おもいのまま」という種の鑑賞用の梅。種が少ない種類なので数が少なく、植物園などにしか無いようです。しかも、こんなに大きな木はとっても珍しいとか!長い期間、接木の代替わりを繰り返してきたからのようです。

花びらが深紅から淡紅、白へと変化するのですが、その途中で「ハーフアンドハーフ」になったり、グラデーションになったり。それがとっても美しいとか。3月にも是非訪れて、見たいですね!(開花は3月上旬~下旬、年によって異なります。)

林光院には、この種の梅が「鶯宿梅」をはじめ4本もあるそうです!

ガイドさんの説明。まだ梅が咲いていないので、写真を見ながら説明を聞きます。

お庭の前には「売店」があります!

林光院限定!龍虎柄パッケージのお菓子。このパッケージは、ここでしか買えません!お土産にぴったり!

Point

拝観箇所の限定商品を、お土産にいかがでしょう!

「林光院」では、ここでしか買えない限定お菓子が購入できます!

「鶯宿梅」をデザインしたお菓子『鶯宿梅』。林光院さんが企画デザインから手がけていて、まさに「林光院」売店のみの販売です。 ここのお菓子なら誰かとかぶったりすることもないですね。喜んでいただけること、間違いなし!!!
製造は、有名な「俵屋吉富」さんなので、味も間違いなし!

豊臣秀吉ゆかりの寺院 豊光院。

真冬の時期でも、苔が見事!どんどん青くなっていくんでしょうね。

東福寺も広い境内でしたが、ここ相国寺もさすが臨済宗の本山だけあって、とても広い

案内板はありますが、迷子にならないよう、移動の際ははぐれないよう気をつけて!

ガイドさんから、帰り集合の連絡。豊光寺からバス駐車場まで各自歩いて戻ります。場所の確認をしておきましょう!

冬ですが、苔の緑がきれいですね。

この日は特別に住職さんからお話。創建した西笑和尚は秀吉の通訳をしていたそうです。

近年修復されたご本尊。創建当時もこんな感じだったのですかね。キラキラです。

西笑和尚や明治期に再興した獨園和尚の肖像画など寺宝が展示されています。

西笑和尚の肖像画。昔の通訳は、中国語の通訳。経典を学んでいる僧侶が務めることが多かったようです。

枯山水の方丈庭園。なんか落ち着きます。

京の冬の旅「非公開文化財特別公開」ガイドブック!


非公開文化財特別公開、各箇所で公式「ガイドブック」を販売中!
1冊200円(税込)。

ガイドさんに話を聞いた後の、復習によいです。サイズも大きすぎずのいいサイズ。各箇所のアクセス情報も掲載されているので便利です!

京の冬の旅初公開箇所を満喫!京都駅に戻って解散です!

「京の冬の旅」定期観光バス特別コースは3月18日まで運行中。

今回のコース以外にも、「明治維新150年」と「西郷隆盛」をテーマにしたコースなど、多彩なバスコースや体験イベント、スタンプラリーなどもありますので、是非参加してみてくださいね。

観光は、たくさん歩くもの。定期観光バスなら観光箇所まで、バスで案内してくれるので快適です!
冬の京都は寒いけど、バスの中は寒さ知らず!
たくさんの寺院や見どころのある、京都。一度にたくさんはなかなか周れないので、バスの中から観光する「車中観光」も是非楽しんでみてくださいね。

皆様、今日も一日ありがとうございました!

車中から見る「西本願寺」。通りすぎるうちに手を合わせてお参りしちゃいましょう。

定期観光バスシール。コートの腕に貼るのが私のオススメ!シールを貼れない素材の衣類の方は、拝観箇所でキチンとシールを提示すればOKです。

京都ゴビゲーター後記
今回は「京の冬の旅」初公開箇所をめぐる旅。
52年も開催されている「京の冬の旅」ですが、まだまだ公開されてなかった箇所がたくさんあるんですね。
だから、京都は奥が深い。初京都の方も、何度も訪れているリピータの方も間違いなく楽しめるコースです。皆様、是非参加してみてくださいね~
さあ、次はどれに行こう♪
注:今回は特別に許可を得て、各公開箇所の写真撮影をさせていただきました。
公開箇所の場所によっては撮影不可のところもありますのでご注意ください。
見学の順番や料理の内容等が異なる場合がありますので、ご了承ください。

京の冬の旅 定期観光バス特別コース
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