平成30年(2018年)5月の外国人客宿泊状況調査

UPDATE :
2018. 06. 25
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データ月報

調査結果のポイント

外国人利用割合

44.8%

5.1pts

5 月の外国人利用割合は、前年同月差 5.1 ポイント増の 44.8%と、調査開始以来 5 月として初めて4 割を超え、最高値を記録した。

中国人客の構成比

21.3%

3.0pts

中国が前年同月差 3.0 ポイント増の 21.3%と、11 ヶ月連続で 1 位となり、5 月として初めて 2 割を超えた。

メキシコからの観光客が急増

+64.0%

国・地域別の伸率では、メキシコからの宿泊客が、102.0%増と大幅な伸びを示した。今年2月にメキシコシティ=成田線が新設されたことが、来日客の増加に寄与しているのではないかと考えられる。

調査概要

概要

外国人宿泊状況をタイムリーに把握できるよう、平成 26 年(2014 年)4 月以降、京都市内の主な
ホテルの協力を得て、国・地域別の調査(「実人数」「延べ人数」「延べ部屋数」)を毎月実施。

※全国で唯一の取組(協会、ビューロー調べ)
なお、本調査における外国人は、日本国籍以外のパスポートを有する人で、ビジネス、観光を問わない。

対象ホテル(平成 30 年 5 月現在)

  • 37 施設 9,182 室 ※市内ホテルの客室ベースで約 4 割をカバー
  • 客室収益指数(RevPAR)等の数値は、ホテルデータサービス会社、STR(本社:イギリス・ロンドン)からの提供によるもので、上記 37 ホテルとは対象が異なる。

分析数値

「客室稼働率」「外国人利用割合」は、「延べ部屋数」の集計による。「構成比」「伸率」は、日本政府観光局(JNTO)統計や京都観光総合調査との比較を行う観点から、「実人数」の集計による。なお、京都 37 ホテルの「構成比」は外国人客における国・地域別割合である。「日本全体」については、日本政府観光局(JNTO)発表の「訪日外客数(訪日外国人旅行者数)」を示す。

京都観光総合調査との関連について

京都市全体の観光動向の把握については、ほぼすべての市内宿泊施設(旅館業法許可施設)を対象とする「京都観光総合調査」(京都市から年 1 回発表)が基本指標となる。当調査は、インバウンドマーケットの傾向を把握するため、京都市内の主なホテルを対象とするサンプル調査であるため、その他ホテルや旅館、簡易宿所、いわゆる「民泊」等に宿泊した外国人客は含まれておらず、訪日外客数(日本全体)との比較等も参考分析という位置づけとなる。

調査結果広報資料

詳細な分析結果は、こちらの申込フォームを入力することで、ダウンロードいただけます。
入力いただいた情報は、京都市観光協会において適切に管理し、当協会事業以外では使用いたしません。
※データを利用する際には、必ず出典と引用元URLの明記をお願いします。

CONTACT

本件に関するお問い合わせ先

公益社団法人 京都市観光協会

075-213-0070

国際誘客推進部 水上、桑田
企画推進部 堀江