平成30年(2018年)1月の外国人客宿泊状況調査

UPDATE :
2018. 02. 25
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データ月報

調査結果のポイント

外国人利用割合

32.8%

2.8pts

1 月の外国人利用割合は、前年同月差 2.8 ポイント減の 32.8%となり、13 ヶ月振りに前年同月を下回った。これは、中華圏からの観光客が増える春節休暇が前年は 1 月下旬から始まったのに対し、今年は 2月となったことなどが影響したと考えらる。

中国人客の構成比

28.7%

5.4pts

外国人客に占める国・地域別の構成比では、中国が春節休暇の日程変動等で前年同月差 5.4 ポイント減の 28.7%となるも 7 ヶ月連続で 1 位となった。前年から大きくシェアが下がったものの、依然として2位の台湾と 10 ポイント差をつけており、大きなシェアを占めている。

フィンランドからの観光客が急増

+110.4%

宿泊実人数の前年同月伸率では、フィンランドが 110.4%増の大幅な増加となった。フィンランドからの訪日需要が好調であることを背景に、フィンエアーは関西空港=ヘルシンキ線を 2018 年 10 月から通年で毎日運航することを発表しており、引き続き好況が続くと考えられる。

調査概要

概要

外国人宿泊状況をタイムリーに把握できるよう、平成 26 年(2014 年)4 月以降、京都市内の主な
ホテルの協力を得て、国・地域別の調査(「実人数」「延べ人数」「延べ部屋数」)を毎月実施。

※全国で唯一の取組(協会、ビューロー調べ)
なお、本調査における外国人は、日本国籍以外のパスポートを有する人で、ビジネス、観光を問わない。

対象ホテル(平成 30 年 3 月現在)

  • 37 施設 9,157 室 ※市内ホテルの客室ベースで約 4 割をカバー
  • 客室収益指数(RevPAR)等の数値は、ホテルデータサービス会社、STR(本社:イギリス・ロンドン)からの提供によるもので、上記 37 ホテルとは対象が異なる。

分析数値

「客室稼働率」「外国人利用割合」は、「延べ部屋数」の集計による。「構成比」「伸率」は、日本政府観光局(JNTO)統計や京都観光総合調査との比較を行う観点から、「実人数」の集計による。なお、京都 37 ホテルの「構成比」は外国人客における国・地域別割合である。「日本全体」については、日本政府観光局(JNTO)発表の「訪日外客数(訪日外国人旅行者数)」を示す。

京都観光総合調査との関連について

京都市全体の観光動向の把握については、ほぼすべての市内宿泊施設(旅館業法許可施設)を対象とする「京都観光総合調査」(京都市から年 1 回発表)が基本指標となる。当調査は、インバウンドマーケットの傾向を把握するため、京都市内の主なホテルを対象とするサンプル調査であるため、その他ホテルや旅館、簡易宿所、いわゆる「民泊」等に宿泊した外国人客は含まれておらず、訪日外客数(日本全体)との比較等も参考分析という位置づけとなる。

調査レポートのダウンロード/分析ダッシュボード

調査レポートの詳細な分析結果(PDF)のダウンロード、また各種データを自由に加工・分析していただける
分析ダッシュボードについては、以下からそれぞれお申込みください。

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