京都市海外情報拠点レポート(2023年4月~9月分)

UPDATE :
2023. 11. 01
CATEGORY :
海外レポート

SUMMARY

京都市観光協会及び京都文化交流コンベンションビューローでは、世界6都市において、京都市海外情報拠点を運営しています。このたび、2023年度上期分の拠点レポートを公開いたしましたので、お知らせします。

--ニューヨーク-- 報告トピック

・観光における京都市のランキングについて、世界で最も影響力をもつ旅行雑誌のひとつである「トラベルアンドレジャー」の情報発表(※)に対応した。
※「ワールドフェイバリットシティ」ランキングで京都市は第3位にランクイン。
・メディアからの取材対応として、“京都ならではの特別な体験やスポット”、“庭園”、さらに2023年3月15日~5月20日に開催された“noma Kyoto”のポップアップレストラン(開催場所:エースホテル京都)に関する問合せが多くあった。
・また、大手メディア「ナショナルジオグラフィック」に、“Alternative Kyoto”(定番とは異なる別の角度での京都)について、“Music/音楽”という切り口で記事が掲載され、ニューヨーク拠点への反響があった。

--ロサンゼルス-- 報告トピック

・ロサンゼルス拠点担当者による京都でのファムトリップ(2023年2月実施)で得た経験を活かし、伝統産業職人への訪問インタビューや、お能のインバウンド向け体験機会について、各メディアに打ち込んだ。
・メディアから注目されているのは、新規開業ホテルと“食”ד体験”についてであり、問合せを多く受けている。
タイやスペインといった国で人気のある「観光コンテンツを鑑賞しながら食事を楽しめる」施設などの情報も期待されている。

--ロンドン-- 報告トピック

・ハイエンド層向け商談会ILTM Asia Pacific2023(シンガポール)において参加メディアに対し、ラウンドテーブル(1対1でアピールを行う機会)の招待を調整し、京都のPRを支援した。
・英国メディアからは、パンデミック以降の訪日人気のリバウンドを受け、新規開業ホテル、ハイエンド向けホテルの情報、イベント情報(祇園祭やKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭など)、伝統産業、夜観光の情報について問合せを受けた。

--パリ-- 報告トピック

・KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭、伏見エリア(日本酒)、二条城のガイドツアー等について、フランス語による独自のプレスリリースを作成し、配信した。
・京都市京セラ美術館で開催された「マリー・ローランサンとココ・シャネル」(4〜6月開催分)の展覧会について、フランスでも反響があった。
・フランスメディアからは、渡航制限解除後の状況、新規開業ホテルや新規開業される施設、また京都の新たな魅力といった情報を求められた。

--シドニー-- 報告トピック

・京都情報専用の独自のニュースレターを作成し、配信した。
・シドニー拠点担当者が入洛し、渡航制限中に新規開業した宿泊施設等の視察を行った。
・シドニーで9月に開催された酒フェスティバルにおいて、京都に関する情報発信に協力した。
・オーストラリアメディアの今期の関心は、京都市が注力している「とっておきの京都エリア」、渡航制限解除後の京都の状況、ギオンコーナー(リニューアル情報)、食、ショッピングに関する情報であり、これらについて情報提供が求められた。

--台北-- 報告トピック

・Facebookアカウント「Visit Kyoto Tw」の運営を通じて、様々な京都情報の発信を行うとともに、現地旅行代理店へ情報(京都市のMICE開催支援助成金について、他)を提供した。
・有力メディア「Traveler Luxe」の取材時に、台北拠点担当者が同行し、とっておきの京都エリアや旧三井家下鴨別邸での取材の支援を行った。
・7月に台南で開催された屏日友好祭での京都観光に関する情報発信や、8月に台中で開催された京都嵐山文化祭でのブース運営や情報発信を行い、拠点担当者が来場者へ直接PRを行った。
・台湾メディアの今期の関心は、新規開業ホテル、葵祭・祇園祭、京都観光モラル・マナー啓発、京都のカフェに関する情報であり、これらについて情報提供が求められた。

CONTACT

本件に関するお問い合わせ先

公益社団法人 京都市観光協会

promotion@kyokanko.or.jp

企画推進課 京都市海外情報拠点担当

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