京都市観光協会における観光課題対策一覧

世界有数の観光都市である京都は、最先端のサービスが生まれる街であると同時に、新たな課題にも直面する街でもあります。
京都観光をとりまく、こうした様々なチャンスを掴み、課題を乗り越えるために、多様な事業者の皆様に参画いただきながら各種事業を行っております。

詳細は下記の各ページをご覧ください。

京都観光モラルの周知・啓発

コロナ以前に課題となっていた一部地域での混雑やマナー問題などといった観光課題を解消し、市民生活と調和した京都観光の実現のため、
2020年11月に策定した「京都観光行動基準(京都観光モラル)」を、WEBサイトや観光事業者の交流イベントなどの開催を通じ、観光事業者・従事者をはじめ、観光客へ広く発信しています。京都市及び京都市観光協会では「京都観光モラル」を策定致しました。

「京都観光モラル」とは、持続可能な京都観光を創りあげていくことを目指し、観光に関わる全ての人、観光客・観光事業者・京都市民の皆さまがともに大切にしていただきたいことをまとめた行動基準です。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.moral.kyokanko.or.jp/

マナー啓発事業

文化や習慣の違い等から生じる外国人観光客へのマナー啓発を行っております。
▼京都市・京都市観光協会におけるマナー啓発対応一覧
https://www.kyokanko.or.jp/manner/

観光快適度の可視化

スマートフォンの位置情報を活用して観光快適度を予測し、その結果を「観光快適度マップ」として掲載しています。
また令和3年度にはライブカメラ映像の配信を開始しました。

▼京都観光快適度マップ https://ja.kyoto.travel/comfort/
▼京都市観光協会公式ライブカメラ https://www.youtube.com/c/DMOKYOTO

夏・冬の閑散期の誘客(時期の分散)

夏期・冬期が比較的来訪者が少なくなる京都市において、閑散期の誘客施策として、この時期に通常は観覧できない国宝等の文化財を特別に公開しています。閑散期に普段はできない経験をしてもらえる仕掛けをつくることで、時期の分散に努めています。

▼京の夏の旅: https://ja.kyoto.travel/specialopening/summer/
▼京の冬の旅: https://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/

「とっておきの京都プロジェクト」(場所の分散)

伏見、大原、高雄、山科、西京、京北の市内6エリアを対象に、ガイドブックには載っていないような知る人ぞ知る隠れた魅力や新たな観光情報、地域のイベントなど、「とっておき」の情報を発信することで、場所の分散化を図っています。
特設サイトでは、6エリアにおける隠れた名店、地元のイベントなどの情報を独自に発信するだけなく、ユーザーからの投稿も受け付けることで「とっておき」の情報を発掘しています。
▼とっておきの京都プロジェクト
https://totteoki.kyoto.travel/

朝観光・夜観光の推進(時間の分散)

魅力的な朝と夜のコンテンツを紹介することにより、観光客の分散化や満足度向上、滞在期間の延長、観光消費額増へと繋げるため、京都観光Naviに「京都朝観光・夜観光」特設ページを運営しております。
▼朝観光・夜観光
https://ja.kyoto.travel/tourism/article/asakanko-yorukanko/

また、2002年度から2021年度までは「花灯路」と銘打って、嵐山と東山でライトアップイベントを行っていました。嵐山では、紅葉シーズン後、東山は桜のシーズンの前に実施していました。
この事業は2021年度で終了しましたが、2022年度からはライトアップ用機材の貸し出し事業として継続しており、伏見稲荷大社のライトアップなどに活用されています。
▼花灯路・ライトアップ支援事業
https://hanatouro.kyoto.travel/

隠れた名所の活用等による分散化事業

琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会に参画し、64年振りに復活させた滋賀県大津市から京都市・蹴上までを結ぶ琵琶湖疏水の舟運の運営に携わることで、周辺地域とも連携した観光振興に取り組んでおります。
▼びわ湖疏水船
https://biwakososui.kyoto.travel/

新型コロナウイルス感染症対策(2020年~2023年)