【提案依頼】令和7年度「京都観光モラル宣言キャンペーン事業」委託先募集

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【提案依頼】令和7年度「京都観光モラル宣言キャンペーン事業」委託先募集

この度、「京都観光モラル」を普及させ、市民、観光客、事業者間の相互理解を促進し、観光課題の解決を目指す「京都観光モラル宣言キャンペーン事業」を担う事業者を募集します。

背景と目的

年間5000万人以上の観光客が訪れる京都市では、外国人観光客の急増等による、一部の観光地の混雑や、文化・習慣の違いによるマナー違反等が課題となっています。これらの観光課題を解決するために、京都市では2020年に京都観光にかかわる全ての皆様がお互いを尊重しながら持続可能な京都観光を作りあげることを目的とした「京都観光モラル」を策定しました。

当協会では2022年から京都観光モラル推進宣言事業者を募集しており、順調に登録事業者が増加しているものの、海外観光客を中心とした観光客における京都観光モラルの認知度が高くないこと、及び京都観光モラルの理念への共感や理解度を可視化できていないことが課題になっています。

この課題の解決のためには、京都観光モラル推進宣言事業者を含む京都市内の観光事業者と協力し、京都観光モラルの遵守を宣言した観光客が特典を受けられるなど、京都観光モラルへの接触機会を増やし、観光客のモラルが向上することで事業者にメリットをもたらす好循環を生む仕組みを構築し、持続可能な形で運用していくことが重要と考えています。

そこで、上記を踏まえて、このたび当協会では以下に掲げる項目を目的にした事業を実施することを検討しております。つきましては、これらを実現するための手法の提案を依頼しますので、ご検討いただきますようお願いします。

委託内容

  1. クイズ等を通して、観光客の京都観光モラルへの理解を促進し、モラル宣言を認証する機能、地図上でモラル宣言事業者の店舗概要や特典情報がわかる機能等をもつ特設Webサイトを制作する(日本語及び英語対応を必須とする)
  2. 観光客や事業者への周知・宣伝素材の作成
  3. 特設Webサイトの利用者属性の分析を通した事業の改善・運営

 詳しくは仕様書をご覧ください。

事業費

上限 税込 8,000,000円

スケジュール

2025年4月18日(金)17:00企画提案意思の確認締切
2025年5月02日(金)17:00提案締切 
※審査結果通知日までに、必要に応じてヒアリングの機会を設けさせて頂きます。
2025年5月09日(金)まで審査結果を通知

提案依頼事項(提出書類)

期日までに、以下3点の書類をメールにてご提出下さい(いずれも様式自由)。

  • 上記1~3に関する企画提案書類
  • 会社概要、過去の類似実績が分かる資料
  • 経費見積書(翌年度以降の事業継続に関する経費見積もご提出ください)

提出方法

それぞれの期日までに、marketing@kyokanko.or.jp(担当:上田)宛にご連絡ください。
書類の様式はA4サイズで両面30ページまで(縦横は問いません)。
文字サイズは12ポイント以上としてください。

審査方法

原則として、書類のみを対象に審査を行います。プレゼンテーションによる審査会は行いません。不明点がある場合のみ、個別にヒアリングの機会を設定しますので、ご対応ください。

審査項目配点
京都観光の政策課題を理解しているか5
宣言者数の増加や、観光モラルに対する共感の促進・拡散を期待できる設計か10
外国人観光客による利用が期待できるか10
京都を再び訪れる際にも利用したくなる設計になっているか10
管理者側にとって使いやすいデザインや機能設計が期待できるか10
特典や優待の応募や取得に関する仕組みが優れているか10
周知素材の形式や部数、周知方法は適切か10
利用者情報の分析の目的や仮説設定は適切か5
発注者と提案者の業務分担が明確で、発注者側の負担が少ない提案になっているか5
今年度事業の経費の内訳が具体的で、単価設定は適切か5
翌年度以降の事業運営にかかる費用は低廉か10
事業を評価できる適切なKPIを設定できているか5
業務体制が充実しており、類似の業務実績が豊富か5
合計100

留意事項

原則として、当協会からの業務委託は会員企業を優先させていただいております。非会員企業様におかれましては、入会(年会費3万円)を前提に応募をご検討いただけますと幸いです。なお、入会にあたって通常必要となる2社からの推薦は免除といたします。

参考情報

質問への回答

カテゴリ質問回答
提出書類について「A4サイズで両面30ページまで」とご指定がありますが、パワーポイントをPDF化して電子データでお送りする場合、「PDFのページ数としては60ページまで」という理解で正しいでしょうか。ご認識のとおりです。
提出書類について企画提案書類、会社概要および類似実績、経費見積書の3種類の資料を提出する認識ですが、「両面30ページまで」というのは「各資料それぞれ両面30ページまで」という理解で正しいでしょうか。それとも、3種類の資料の合計を両面30ページ以内に収める必要があるのでしょうか。3種類の合計で両面30ページまでに収めてください。
仕様書内の「④ポイント・特典」について
「特典は発注者側にて用意する予定」とありますが、これは、「観光協会会員事業者と折衝し、特典を拠出頂く合意を得ること」を貴協会にて実施頂ける、という理解で正しいでしょうか。ご認識のとおりです。ただし、提案社側が独自に手配することを妨げるものではなく、よい提案があれば採用する可能性はあります。
仕様書内の「④ポイント・特典」について「景品の調達・発送は委託事業者にて実施すること」とありますが、これは、景品を上記の提供企業様から回収し、施策の参加者へ郵送してお届けする実務(実際にモノを物理的に動かす部分)を委託事業者が担う、という理解で正しいでしょうか。ご認識のとおりです。
仕様書内の「④ポイント・特典」について特典の一例として、伝統工芸品や金券などがありますが、これらの実費(観光協会会員事業者から買い取る金額)は含まない、という理解で正しいでしょうか。無償でご提供いただくか、あるいは本事業予算800万円の枠外で調達される、という理解でよろしいでしょうか。特典(景品)の購入費用は、委託費用に含みます。また、特典の実費を含んだ経費(配送費やその他配送に係る諸経費も含む)の合計を100万円以上としてください。
仕様書内の「④ポイント・特典」について特典を電子化(NFTを活用した電子チケット等)することで、経費を100万円より削減できると考えていますが、そのようなご提案は問題ないでしょうか。電子化などによる効率化は歓迎しますが、それにともなって対象者が制限されるなど、特典提供の主旨を損なうようなことは避けられるようにしてください。また、経費を圧縮できた場合は、その差額分を特典の原資へ充当することになりますので、経費を100万円未満に下げることは認められません。
その他施策の中で「京都観光モラル」「京都観光モラル宣言」というキーワードは、そのままユーザー向けに使用する必要があるでしょうか?「京都観光行動基準(京都観光モラル)」は、京都市および京都市観光協会が策定した基準の正式名称なので、これが利用者に伝わるようにしていただく必要があります。すでに、市内ホテルの客室に配架している雑誌上で、「京都観光モラル宣言キャンペーン」という名称で広告を掲載しているので、キャンペーン名の変更は想定していません。
特設サイトのユーザー向け機能要件機械翻訳は不可か?表示する画面や、利用者の体験の流れに合わせて適切な英語を記載する必要があると考えられます。この問題を解決できるのであれば手法は問いませんが、英語話者による点検は必要ではないかと考えます。
特設サイトのユーザー向け機能要件今回、要求されている要件はランニングコストの発生するサービスの利用が必要と考えられるが、次年度以降の運用リソース・予算についてはどのようにお考えでしょうか。今年度と同額程度の予算規模を想定しています。次年度、新規の開発が不要となった場合は、プロモーション業務を強化することになる見込みです。次年度移行の運用費は、なるべく低額で抑えられることが望ましいです。
特設サイトのユーザー向け機能要件サイト内への投稿は必須でしょうか?SNSとの連携も可能なのか、考え方をご教示ください。SNSとの連携も可能です。寄せられたコメントの一部が、サイト上でも表示できることが望ましいです。
特設サイトのユーザー向け機能要件デジタルマップの元データは貴協会がおもちのものを使わせていただいていいですか?当協会では、マップデータ自体を保有していません。マップに表示する店舗・施設の位置情報などは提供可能です。
特典についてポイント付与のトリガーとなるユーザの行動は何を想定していますか。京都観光モラルのWEBサイトに記載している行動例をご参考ください。https://www.moral.kyokanko.or.jp/for-tourist
どのような行動であれば測定可能かについては、各社様からのご提案を期待しております。
特典について特典や優遇措置の情報は協会側からご提供いただける認識で良いでしょうか。ご認識のとおりです。
特典について景品の調達・配送費は、100万円からの増減幅をどの程度想定しておくとよいでしょうか。大幅に増えることは想定していませんが、開発にかかる費用を抑えることができるのであれば、残額は景品代に充てられるようにしたいと思います。
ウェブサイト管理者向け機能要件メールアドレスを登録したユーザーにメールを送信する機能は、外部サービスとの連携を前提に考えてよいでしょうか。差し支えありませんが、当協会職員の手間がどの程度発生するかは、審査基準の一つとなることに、ご留意ください。
ウェブサイト管理者向け機能要件京都観光モラル宣言に関するユーザーコメントを選択して、特設ウェブサイトで特集する機能は、自動転載を想定されていますか?個別に抜粋し手動で掲載される想定ですか?個別に抜粋し、手動で掲載することを想定しています。
プロモーション素材の制作・印刷および広告掲載プロモーションの例を教えてくださいSNSでの広告配信、交通機関や宿泊施設などでのポスター・チラシ掲示、インフルエンサー等による宣伝などが挙げられます
プロモーション素材の制作・印刷および広告掲載素材のご指定はありますか?(チラシ、Webページ、動画など)チラシやWEBページが想定されますが、効果的な提案があれば採用させていただきます。
プロモーション素材の制作・印刷および広告掲載ai形式で納品したデザインデータに、二次利用・改変の可能性はありますか?あります。
旅行中のプロモーション京都観光モラル推進宣言事業者が店舗に掲示するためのPOPやポスターなどの制作部数、納品形態(100部ごとにxxを挟むなど)のご指定はありますか?また発送先は1箇所と考えて良いでしょうか。発送先が複数ある場合は、宛先数をご教示ください。昨年度事業では、100件あまりの店舗・施設にご協力いただきました。また、現在の観光モラル推進宣言事業者数は400件を越えています。店舗・施設によっては、1箇所あたりの配置数が1個では足りない可能性があります。発送は、店舗・施設ごとに個別に行う想定です。上記を踏まえて予算の範囲内で可能な件数、部数のご提案をお願いします。
旅行中のプロモーションプロジェクトの概要を説明するプロモーション用チラシは、データ納品でよろしいでしょうか。印刷が必要な場合は、部数や納品形態についてご教示ください。データ納品のみです。
事業者向け説明・案内資料の作成観光モラル推進宣言事業者に、プロジェクトの目的、サイト登録手順、参加の効果、および特典の具体例を説明および案内するための資料は、どのような形式の制作物を想定されていますか?(紙媒体?Webページ?など)なお、データ納品でよいでしょうか。チラシやWEBページが想定されますが、効果的な提案があれば採用させていただきます。
データ納品のみです。
特設サイト上のユーザー情報の分析ユーザ情報は、会員登録時の取得方法と考えて良いでしょうか、アクセス解析からのデータ抽出を想定されていますか?会員登録時に属性情報を取得することを想定しています。登録前の利用者については、Google Analyticsなどで把握可能な範囲の情報を整理いただくことを想定しています。
審査項目について「 周知素材の形式や部数、周知方法は適切か 」とありますが、「形式や部数」に加えて「周知方法」と記載されている意図を教えて頂きたいです。「B.宣伝素材製作・印刷、広告出稿」で作成する各製作物(例: 日本人向けのデジタルサイネージ用の素材)を、それぞれどう活用するのが良いか?(どこに掲載するのが良いか?)について提案を求められているという理解で正しいでしょうか?ご認識のとおりです。

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