第55回京の冬の旅キャンペーンについて

事前予約や少人数制で安心の特別公開!

UPDATE :
2020. 11. 19

非公開文化財特別公開

左から東寺 五重塔(国宝)内部・妙蓮寺「鉾杉図」(重要文化財)・仁和寺 金堂(国宝)・龍安寺「芭蕉図」・方広寺「国家安泰」の梵鐘(重要文化財)

京都市及び公益社団法人 京都市観光協会(DMO KYOTO)では、来年1月から3月にかけて、JRグループ6社と連携したデスティネーションキャンペーンとして、「京の冬の旅」を実施しますので、お知らせします。第55回目を迎える今回は京都に見る日本の文化」をメインテーマに、「非公開文化財特別公開」をはじめ、テーマに合わせて定期観光バスで巡る特別コースなど、多彩なイベントを実施します。

本年は新型コロナウイルス感染予防の観点から、京都市観光協会の呼びかけにより京都で観光に携わる23の業界団体の皆様とともに推進している「より一層『安心・安全』な京都観光を実現するための新型コロナウイルス感染症対策宣言(ガイドライン)」(以下「京都観光版ガイドライン」という。)を遵守した上で実施するとともに、「非公開文化財特別公開」において、事前予約による受け入れ人数の制限を設けるなど、市民生活と観光との調和を実現し、観光客にとってもより質の高い京都観光を目指します。

〈新たな取組〉

京都観光版ガイドラインに基づいた対策
アルコール消毒やマスクの着用、人と人の距離を充分にとるなどの協力をお願いし、感染症予防対策を遵守しながら特別公開などを実施します。

インターネットによる事前予約制の導入
非公開文化財特別公開においても、事前予約システムを導入することで、指定された時間ごとに人数を制限して拝観者の受入れを行います。上限人数については、公開先の入口から出口までのおおよその距離に基づき、施設内や並び列における3つの“密”が生じないように設定しています。なお、事前予約をされていない場合でも、当日受付で空きがあれば拝観いただけます。

「マイくつ袋」持参のお願い
京都を含む国内の観光地においては、靴を脱いで入場する施設も少なくありません。京都市観光協会では環境負荷軽減と新型コロナウイルス感染予防の観点から、くつ袋としてビニール袋の配布を行わず、お客様に「マイくつ袋」を持参いただくよう推奨する取組を実施します。当日くつ袋をお持ちでない方には、くつ箱を御利用いただきます。

1 実施期間

令和3年1月1日(金・祝)~3月21日(日)

2 内容

(1)非公開文化財特別公開

今回は「京の名宝 美の遺産」をテーマに、国宝・重要文化財をはじめ京都千年の歴史のなかできらめきを放つ珠玉の文化財を、初公開3箇所を含む12箇所において、期間限定で特別公開します。

※本年は新型コロナウイルス感染予防の観点から、インターネットでの「事前予約優先」で公開します(当日受付で空きがあれば拝観いただけます)。

  • 公開期間:令和3年1月9日(土)~3月18日(木)
  • 公開時間:午前10時~午後4時30分(午後4時 受付終了)
  • 料  金:1箇所700円

※公開期間・時間・料金は公開箇所により異なります。詳しくは別添パンフレットを御参照下さい。

  • 公開箇所:方広寺【京の冬の旅初公開】、智積院【密厳堂・三部権現社・求聞持堂は京の冬の旅初公開】、東福寺 三門、東福寺 龍吟庵、大徳寺 聚光院、大徳寺 瑞峯院、妙蓮寺、龍安寺 蔵六庵・「芭蕉図」 【「芭蕉図」は京の冬の旅初公開】、仁和寺 金堂・五重塔、妙心寺 大雄院、東寺 五重塔、東寺 小子房
  • 京の冬の旅スタンプラリー
    非公開文化財特別公開の12箇所の中からお好きな3箇所を拝観してスタンプを集めると、指定の場所でお茶とお菓子などをお楽しみいただける特典が受けられるスタンプラリーを実施します。
    ※指定の場所や参加方法などの詳細は、別添パンフレットを御参照下さい。
    ※定期観光バス及び団体(15名様以上)での御利用はできません。個人での御利用に限ります。

(2)定期観光バス特別コース

京の名宝 美の遺産をテーマにこの冬だけの特別なコースを用意しています。

・国宝・重要文化財の繊細な建築美や文化財が語る歴史をたずねるコース
・絵師・狩野永徳、茶人・千利休、造園家・重森三玲といった天才たちの美意識を感じながら文化財をめぐるコース
・桃山時代から現代までの絵師による華麗なる障壁画の美をたずねるコース
・お香・きのこ・きなこ・お茶・香の物で“香り”を楽しむコース
・大原の野菜生産者の声を聞き、「草喰なかひがし」の主人・中東久雄氏の「食」に対するこだわりを知り「本物の美味しさ」を学ぶ特別コース
・その他、北野天満宮の梅苑ライトアップを訪れる「夜コース」など

(3)京都「千年の心得」

京都で育まれてきた歴史や文化、技に触れることができる多彩なプランを企画しています。千家十職「樂家(らくけ)」16代 樂 吉左衞門氏によるお話を聞きながら千利休が愛した「樂焼」にふれることができる文化体験や、染司「よしおか」6代 吉岡 更紗氏と一緒に絹のストールを天然の染料で染めるワークショップなどを実施します。事前予約制、少人数制で安心してお楽しみいただけます。

(4)京の体験キャンペーン「京のたしなみ」

連綿と受け継がれてきた伝統的な文化や産業。現代にも息づく、その美意識や手技の世界を、職人の指導、解説により身近に感じることができる体験メニューとして、日本画家 木島櫻谷の旧邸で楽しむ日本画ワークショップを実施します。

(5)観光施設とくとくサービス

「京の冬の旅」パンフレット又はホームページ画面の提示で、京都市観光協会の63の観光施設で、入場・体験料金の割引、又は記念品を受け取ることが出来るお得なサービスを提供します。

(6)その他

夜観光を推進する「京都・花灯路」や恒例の「京都レストランウインタースペシャル」などのキャンペーン期間中の多彩なイベント・観光情報をパンフレットやホームページで紹介します。

※主催者は企画ごとに異なります。別添パンフレット掲載の問合せ先を御参照下さい。

3 パンフレットの主な配布場所

(1)JRグループの主要駅

(2)京都市内
・京都市河原町三条観光情報コーナー TEL:075-213-1717
〒604-8005 京都市中京区河原町通三条上ル恵比須町427番地 京都朝日会館1階
・京都総合観光案内所〈京なび〉 TEL:075-343-0548
〒600-8216 京都市下京区JR京都駅ビル2階

(3)首都圏地域
・京都市東京事務所   TEL:03-6551-2671
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目6-5 丸の内北口ビルディング14階

4 第55回「京の冬の旅」デスティネーションキャンペーンオープニングセレモニー(予定)

令和3年1月9日(土)に、本キャンペーンのオープニングセレモニーを開催予定です。(別途、取材案内を12月下旬ごろに配信予定)

京の冬の旅パンフレット

※各イベントの詳細は別添「京の冬の旅」パンフレット、又は京都観光オフィシャルサイト「京都観光Navi」内特設ページを御参照下さい。

〈参考〉Withコロナ時代の京都観光ガイドも御覧下さい。

https://ja.kyoto.travel/withcorona/

※「京の冬の旅」に関する画像データ御希望の場合は、下記担当まで御連絡下さい。

京の冬の旅パンフレット

本件に関するお問い合わせ

公益社団法人京都市観光協会 誘致事業課:番匠・小泉・中嶋
TEL:075-213-0020  FAX: 075-213-1011

 

本ニュースの関連事業