京都市海外情報拠点レポート(2024年10月~2025年3月分)

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京都市海外情報拠点レポート(2024年10月~2025年3月分)

SUMMARY

京都市観光協会及び京都文化交流コンベンションビューローでは、世界7都市において、京都市海外情報拠点を運営しています。このたび、2024年度下期分の拠点レポートを公開いたしましたので、お知らせします。※リンク切れ等の場合があります。

–ニューヨーク– 報告トピック

  • 現地メディアが注目しているのは、“京都ならではの特別な体験やスポット”、“Hidden Gems(まだ知られていない場所・もの)” “新規開業ホテル”であり、引き続き多くの問合せを受けている。
  • アメリカ最大級の旅行博「Travel & Adventure Show」が2025年1月にNYで開催され、日本及び京都への旅行意欲の高い方が多く訪れた。またメディアからも、2025年内に具体的な取材予定を持つ相談を受けた。(Lonely PlanetAAA ExplorerBBCNY Daily News、他)
  • アメリカTV「CBS」へ取材支援を行った。訪日者数が最多記録であることや、市が取り組む“とっておきの京都”の伏見区エリア(撮影協力:中村ローソク伏見夢百衆)等が放映された。
  • インフルエンサー(@with.love.brina)を招請し、場所の分散化対策として山科及び高雄エリアの情報を、また、時間の分散化対策として夜の東寺や南座の情報を発信した。

–ロサンゼルス– 報告トピック

  • 現地メディアが注目しているのは、“新規開業ホテル”、“食”、“自然・アドベンチャー”であり、世界のトレンドでもあるサステナブルな旅行コンテンツについて問合せを多く受けている。
  • ロサンゼルスに多くのトラベルアドバイザー会員を持つ、北米最大級のトラベルサービスネットワーク「Internova Travel Group」とパートナー提携を結んでいるBearluxe社(協会会員)が、京都でイベントを企画した。その一環としてファムトリップを実施し、参加者は伏見の酒蔵や狂言鑑賞、座禅体験、空手体験を視察した。
  • インフルエンサー(@raimeetravel)を招請し、場所の分散化対策として西京エリアの竹林などを紹介した。

–ロンドン– 報告トピック

  • 現地メディアが注目しているのは、“新規開業ホテルや新規施設”、“ハイエンド向けホテルの情報”“芸舞妓や伝統芸能”であり、多くの問合せを受けている。
  • 訪日記事を多数寄稿しているKate Crockett氏の取材支援を行い、「Conde Nast Traveler」で記事掲載に繋がり、新規開業ホテルや京都の最新情報等の露出に成功した。
  • インフルエンサー(@aytanabbasli)を招請し、時期の分散化対策として冬の京北(餅つき体験等)を紹介し“Kyoto Magic”と称した新たな魅力発信につながった。

–パリ– 報告トピック

  • 現地メディアが注目しているのは、“新規開業施設”、“京都ならではのライフスタイルやトレンド” “仏でトレンドになっているグリーンツーリズムやサステナブル”といったテーマであり、多くの問合せを受けている。
  • 京都市内のとっておきエリア(山科)、まだ知られていない魅力的な場所(三井下鴨別邸、善峯寺、マンガミュージアム)等について、フランス語による独自のプレスリリースを作成し、配信した。
  • インフルエンサー(@japaniafr)を招請し、場所の分散化対策として大原や山科エリアの情報を、また、時間の分散化対策として朝観光(旧三井家下鴨別邸での朝食プラン)の情報を発信した。発信後、別邸朝食プランへはフランス人来場者が増えインスタ画面を提示する方もおられた。

–シドニー– 報告トピック

  • 現地メディアが注目しているのは、“隠れた名所”、“新規開業ホテル・施設”、“京都の観光課題対策や政策”に関する情報であり、多くの問合せを受けている。
  • 京都の観光情報に関する独自のニュースレターを作成し、京都観光モラル、新規開業ホテルや今後の予定、とっておきの京都等について配信した。
  • 著名ジャーナリストKate Hennesy氏の取材支援を行い、新聞「Australian Financial Review」や「Explore」等で記事掲載に繋がり、京都観光モラルや分散化対策等の露出に成功した。
  • インフルエンサー(@hangrybynature)を招請し、京北のバギー体験といった新たな魅力や、高雄の懐石やラーメンファクトリーといった多様な食の情報を効果的に発信した。

–台北– 報告トピック

  • 現地メディアが注目しているのは、“新規開業ホテルや施設”、ディープな旅が楽しめる“京都ならではの体験”、“大自然(静かな環境)”に関する情報であり、多くの問合せを受けている。
  • 社会や文化、経済など幅広い視点を持つニュースメディア「關鍵評論網」と連携し、京都観光モラルについての記事掲載に繋がった。
  • 京都市へのリピーター対策について、多数の事例からどのような取組を行うべきか台湾拠点から学ぶインバウンドカフェを2024年12月に実施した。(詳細レポート
  • インフルエンサー/YouTuber(@chairman)を招請し、車椅子の方にも京都を楽しんでいただける情報や、場所の分散化対策としてとっておきの京都(伏見、西京)の情報を台湾のZ世代に向けて効果的に発信した。

–上海– 報告トピック

  • 現地メディアが注目しているのは、“混雑状況”、“伝統と現代の融合”、“持続可能な観光”、“デジタル対応”であり、多くの問合せを受けている。
  • 中国の旅行客にとって、京都は歴史と自然が融合した魅力的なデスティネーションであり、関心は高い水準で持続されているが、一部の時期・時間・場所へ観光客が集中することによる課題に関する情報も広まっており、混雑を避ける工夫やオフシーズンのプロモーションも求められている。
  • 2名のインフルエンサー(笑妍日記)(MCTOU)を招請し、混雑回避情報や場所の分散化対策としてとっておきの京都(伏見、大原、山科、西京)の情報、花見小路におけるマナー啓発情報等を効果的に発信した。

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