「観光コンテンツ造成支援ハンドブック」の発行について

UPDATE :
2024. 04. 03
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事業報告

当協会では、令和 4 年度にインバウンド向けコンテンツ造成支援プログラム「インバウンドイノベーション京都」※1を立ち上げ、当協会が保有する様々なネットワークを活かして事業者の伴走支援を行い、質の高い旅行体験の造成を推進しています。
これまで採択した事業者様(13件)への支援を通して見えてきた共通課題をはじめ、京都で体験コンテンツの企画や販売、受け入れを行う上で知っておいていただきたいポイント等をまとめた「観光コンテンツ造成支援ハンドブック」を作成しました。
新規参入される事業者の皆様にも「京都観光モラル」※2や、市民との調和・共生を意識していただくことを主眼に置いています。

 

観光コンテンツ造成支援ハンドブック

主な内容

  1. ハンドブックについて
  2. 京都観光が目指すもの
  3. 観光を取り巻く変化
  4. コンテンツづくりの基本
  5. コンテンツを作る
  6. コンテンツを販売する
  7. 参考資料

ページ数・体裁

56ページ(PDFの公開のみ。印刷する場合はA4サイズに設定して下さい。)

主なポイント

  • 「インバウンドイノベーション京都」や、インバウンドに関する事業者向けの交流イベント「京都インバウンドカフェ」※3等の実施によって得られた知見などを反映
  • コンテンツ造成に関する既存のマニュアル等をおさえつつ、京都ならではの情報や留意点等を加味
  • 観光課題を意識し、地域と共生するために配慮すべきポイントを提示

〈備考〉

京都市観光協会は、世界に誇れる持続可能な観光地域づくりを行う「世界的なDMO」の形成を目的として観光庁が募集した「先駆的DMO」(https://www.kyokanko.or.jp/news/20230403)に、令和5年3月28日付けで選定されました。「DMO KYOTO経営戦略2025」をふまえつつ、世界的なDMOの形成に向けた9つのアクションプランを進めています。本ハンドブックは、インバウンド向けの取組として進めてきたアクションプランの成果の一部となります。

※1 インバウンドイノベーション京都について

インバウンド向けに新しいコンテンツ開発を行おうとしている事業者の皆様の課題に寄り添い、商品化に向けて伴走支援を行う取り組みです。これまでに13件の事業者を採択・支援しています。伴走支援にあたっては、「京都信用金庫」をはじめ、京都市の認定ガイド「京都市ビジターズホスト」、市内ラグジュアリー向けホテルにて活躍するコンシェルジュの集まりである「京都コンシェルジュ研究会」、海外有力メディアとの関係構築や情報発信、京都取材への誘導に取り組んでいる「京都市海外情報拠点(主要6都市)」などのネットワークを活かし、各主体と連携しながら質の高いコンテンツづくりを進めています。
https://www.kyokanko.or.jp/news/20230828

※2 京都観光モラルについて

京都観光に関わる全ての皆様が、お互いを尊重しながら持続可能な京都観光をともに創りあげていくことを目指し、2020年に策定したものです。事業者の皆様と大切にしていきたいこととして「市民生活と観光の調和」「質の高いサービス」「環境・景観の保全」「災害対応等」を挙げています。
https://www.moral.kyokanko.or.jp/

※3 京都インバウンドカフェについて

事業者同士のネットワークづくりを促進しつつ、これからのインバウンド向けコンテンツのあり方を考える交流イベントです。2か月に1回程度の頻度で、時機をふまえた多様なテーマで開催しています。
https://www.kyokanko.or.jp/report/?cat=inbound_cafe_report

お問い合わせ

公益社団法人京都市観光協会 企画推進課
企画推進課 福永・堀江
TEL:075-213-0070
E-mail:marketing@kyokanko.or.jp

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