このたび、京都市観光協会データ月報(2026年2月)をとりまとめましたのでお知らせします。
今回のホテル統計の対象施設数は114軒、旅館統計の対象施設数は22軒です。
調査結果のポイント
73.7 %
2.9pts (前年同月差)
京都市内主要ホテル114施設の2026年2月の客室稼働率は73.7%となり、前年同月の70.8%を2.9ポイント上回った
17,678 円
3.0% (前年同月比)
平均客室単価※は17,678円となり、前年同月の17,164円からは3.0%増となった
※平均客室単価は、ベッド数などの客室タイプや利用人数に関わらず算出される、1室あたりの売上額の平均値。宿泊予約サイトに表示される価格は、未購入の客室の1人あたりの金額であるため、平均客室単価とは異なる。
13,029 円
7.2% (前年同月比)
客室収益指数※は13,029円となり、前年同月の12,152円から7.2%増となった
※客室収益指数は、平均客室単価に客室稼働率を乗じた指標で、利用が無かった部屋も含めた1室あたりの収益高に相当する。
330,761 泊
13.1% (前年同月比)
日本人延べ宿泊数は330,761泊となり、前年同月の292,463泊から13.1%増となった
375,306 泊
1.9% (前年同月比)
外国人延べ宿泊数は375,306泊となり、前年同月の382,657泊から1.9%減となった
国・地域別構成比は台湾が1位となった(構成比17.7%)。前年同月比では中国が56.7%減となった。
45.1 %
7.2pts (前年同月差)
市内主要旅館22施設における2月の稼働率は45.1%となり、前年同月の37.9%から7.2ポイント増となった
98.0
8.0pts (前年同月差)
日本人の京都訪問意向「行こう指数」の2026年2月の値は98.0(2023年から2025年の平均値を100とした場合)となり、前年同月の90.0を8.0ポイント上回った
61,820 室
3.1% (前年同月比)
京都市内における宿泊施設の施設数は前年同月比6.0%増、客室数(推計)は前年同月比3.1%増となった
93.5
2.6pts (前年同月差)
日帰り客を含めた京都市内の日本人来街者指数は93.5(2023年から2025年の平均値を100とした場合)となり、前年同月の来街者指数96.1から2.6ポイント減少した
32.8 億円
11.1% (前年同月比)
市内4百貨店の免税売上額は約32.8億円となり、前年同月の約36.9億円を下回った。
56,431 人
6.1% (前年同月比)
京都駅における観光案内所の来所者数は56,431人となり、前年同月から6.1%増となった
今後の見通し
2月1日時点における今後の客室稼働率の予測値は、3月が80.1%(前年同月実績79.4%)、4月が83.6%(同89.5%)、5月が81.6%(同87.2%)となった。4月は、桜を目的とした訪日旅行やイースター休暇(4月3日~7日)を背景に欧米からの宿泊需要が高まる時期に当たるが、中国の渡航自粛の影響や、稼動率よりも宿泊単価を重視する宿泊施設の方針変更などにより、前年同月から約6ポイントの下落となる見込みである。
ただし、中東情勢の緊迫化が要因で、予測値から稼動率がさらに下落する可能性がある。欧州からの訪日の主要な経由地である中東各国の空港が利用困難となることで、欧州からの訪日需要が一定数減少すると考えられる。一方で、アジア諸国からは欧州旅行の代替先として訪日が選択されやすくなる可能性もある。また、北米、豪州などの既存の安定市場に加え、近年は中南米からの宿泊需要も急成長しているため、需要減少の一部は補われると見込まれ、稼働率の下振れは限定的と考えられる。しかしながら、緊迫した情勢が長期化すれば、燃油サーチャージの高騰により渡航費が上昇する点には留意が必要である。なお、3月18日に一部ホテルへのヒアリングを実施したところ、中東情勢の緊迫化の影響により、中東の空港を経由する欧州発団体ツアーの宿泊キャンセルが一定数発生しているが、現時点では今春の予約状況に大きな影響は出ていないようである。

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入力いただいた情報は、京都市観光協会において適切に管理し、当協会事業以外では使用いたしません。
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調査仕様
全体概要
京都市内における日本人および外国人の宿泊状況等をタイムリーに把握できるよう、平成26年(2014年)4月以降、京都市内の主なホテルの協力を得て、国・地域別の調査(「実人数」「延べ人数」「延べ部屋数」)を毎月実施。※全国で唯一の取組(京都市観光協会調べ)。
なお、本調査では、ビジネス、観光を問わず、日本国籍以外のパスポートを有する人すべてを「外国人」として定義しています。
※過去の調査結果はこちらからご覧ください。
調査対象
| 2026年2月時点 | ホテル | 旅館 | ||
| 施設数 | 客室数 | 施設数 | 客室数 | |
| 調査対象 | 114 | 18,467 | 22 | 551 |
| 市内全体 | 272 | 37,550 | 367 | 5,311 |
| カバー率 | 41.9% | 49.2% | 6.0% | 10.4% |
- 平成30年の旅館業法改正にともないホテル・旅館の区分が廃止されたため、市内全体におけるホテルの施設数および客室数は、区分が廃止される直前までの旅館の数値に変動が無いものと仮定して算出している。
- 前年と本年では対象施設数が異なる場合があるため、今回発表する前年の数値は昨年の発表値と異なる。
用語説明
- 「販売可能客室数」・・・日々販売されている客室数の月間累積値を示す。
例)100部屋を有する施設にて、20室が改装工事中、80室を30日間販売していた場合
販売可能客室数:80室×30日=2,400室 - 「客室稼働率」・・・「販売可能客室数」における「稼働客室数」の割合
- 「外国人比率」・・・「総延べ人数」における「外国人延べ人数」の割合
- 「構成比」・・・「外国人延べ人数」における「各国・地域の延べ人数」の割合
- 「伸率」・・・「前年の各国・地域の延べ人数」に対する「本年の各国・地域の延べ人数」の伸率
休業の扱いについて
調査対象期間中、対象施設が臨時的に休業した場合は、通常営業していた期間のみを対象にして客室稼働率を算出します。
例)100部屋を有する施設が、以下のように営業をしていた場合
➀ 2月1日~10日期間(10日)は100室のまま通常営業し、利用のあった客室数は200室
➁ 2月11日~20日期間(10日)は客室数を50室に絞って営業し、利用のあった客室数は100室
➂ 2月21日~28日の期間(8日)は休業
販売可能客室数:100室×10日(➀期間)+ 50室×10日(➁期間) = 1,500室
客室稼働率 :利用のあった客室数300室 ÷ 営業期間中の販売可能客室数1,500室 = 20%
参考 京都市における観光調査関係の資料一覧
京都市における観光調査関係の参考資料を一覧化しております。
人流データ、京都観光総合調査、経済全般に関するデータ、宿泊施設数など随時更新しております。
以下からご確認ください。
注意事項
- 京都市観光協会データ月報は、調査対象施設のみなさまのご協力、ならびに京都市観光協会会員および京都文化交流コンベンションビューロー賛助会員からの会費をもとに運営しております。
- 本資料の数値を引用する場合は、「出典:京都市観光協会データ月報」を明示してください。ただしのCoStar Group, STRデータについては、書面による許諾を伴わない再出版もしくは二次使用は固く禁じられています。報道・メディア媒体への掲載については、(公社)京都市観光協会(担当:堀江)までお問合せください。
- 各種数値は、データ提供元である宿泊施設等からの訂正等により、後日予告なく修正される場合があります。原則として、後から発表される数値を正しいものとして利用いただくようお願いいたします。
- 京都市全体の観光動向の把握については、ほぼすべての市内宿泊施設(旅館業法許可施設)を対象とする「京都観光総合調査」(京都市から年1回発表)が基本指標となります。当調査は、インバウンドマーケットの傾向を把握するための、京都市内の主な宿泊施設を対象とする標本調査であるため、その他ホテルや旅館、簡易宿所、いわゆる「民泊」等に宿泊した外国人客は含まれておらず、訪日外客数(日本全体)との比較等も参考分析という位置づけとなります。
【宿泊施設様へ】データ月報のご参画について
ご協力いただいている本調査対象ホテルには、エリア別来街者数などの市場環境全般のデータを含む詳細分析レポート(約30ページ)、エリア・客室数・ADRなどの分類別に集計したデータ、日毎稼働率の実績・予約データ(いずれも非公開)を毎月ご提供しております。
調査参画をご希望の場合は、下記までお問合せください。
なお、調査参画には京都市観光協会へのご入会が必要になります。


お問い合わせ先
公益社団法人 京都市観光協会 企画推進課 神田、堀江
075-213-0070